【有名ラーメン店再現】「清華軒」群馬ラーメンの作り方・レシピ

2023年1月20日 2023年11月23日

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

ご当地ラーメンエリア：群馬県

群馬県高崎市を代表する「清華軒（セイカケン）」の群馬ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「清華軒」の群馬ラーメンは、シンプルなのに飽きのこないスープに、すすりがいのある自慢の平打ち中太麺が非常に合います。透き通ったスープは、しょっぱさを感じることなく、あっさりしているのにコクがありゴクゴク飲み干してしまうほど美味しい。ほんのり醤油風味を感じ、油分も少なめなのでしつこさがなく、出汁のうま味をたっぷり感じることができます。
「清華軒」の群馬ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース：豚骨+鶏皮スープ（とんこつ、けいひ・とりかわスープ）
■かえしタイプ：醬油ダレ（しょうゆダレ）
■出汁タイプ　：【業務用スープ】鶏豚白湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合（4時間〜）

群馬ラーメンの材料

スープ

・お湯･･･10ℓ
・げんこつ（豚ゲンコツ）・・・3kg
・鶏皮（とりかわ・けいひ）・・・1kg
＝完成量･･･9ℓ

出汁
・鶏豚白湯スープ出汁…30cc

簡単スープの場合（10分〜）

【スープ（完成量1リットル）】

鶏豚白湯スープ出汁…1000cc

手仕込みスープの作り方（4時間～）　

げんこつ（豚ゲンコツ）を2つに割って炊く。出てくる灰汁（アク）を1時間ほど取ってから、鶏皮を加えて2時間ほど強火で炊く。
最後に「鶏豚白湯スープ出汁」を合わせてコクを出し、一煮立ちさせたらスープの完成。

コツ・ポイント

「清華軒」の群馬ラーメンは、あっさりした醤油ラーメンです。シンプルなラーメンだからこそ、しっかりとだしの効いた美味しいスープが求められます。

そこで群馬ラーメンの味を支えるために、「鶏豚白湯スープ出汁」で出汁を足すことで、旨みとコクを引き出したラーメンが完成します。

簡単スープの作り方（60分〜）

鶏豚白湯スープ出汁を中火で溶かして一煮立ちしたら完成。

今回使ったスープ出汁

【業務用スープ】
鶏豚白湯スープ出汁

「清華軒」再現タレ

【清華軒再現】
PB醤油ダレ

歴史・成り立ち

映画「ラーメン食いてぇ」のモデルになった店が「清華軒」である。1956年から2016年まで続いた老舗「清華軒」は、麺を機械打ちと手打ちと2種類用意していた。だしとして豚骨と鶏皮を使いながら、ラードを使わずにさっぱりしたラーメンであった。現在はこの店で修業した「清仁軒」が高崎の街にある。

推奨の組み合わせ

■麺：手打ちの平打ち麺

■タレ：醤油ダレ80（しょうゆダレ）

■香味油：鶏油（チーユ）

■トッピング：メンマ (タイプ2)、チャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）、ナルト、ねぎ

店舗情報

店名：清華軒
住所：群馬県高崎市箕郷町上芝405-5
営業：11:00～15:00
定休：月曜日、火曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

この記事を書いた人

常務取締役

外園史明 FUMIAKI HOKAZONO

様々な企業のコンサルティングや自社のIPプロデューサーを務め功績を残した後、LINEマンガで「鬼畜島」や「パンプキンナイト」をプロデュースし、5年間で1,000万部以上の売上を達成させる。その後、2020年クックピットに入社。マーケティング・新規事業プロジェクトを担当し、クックピットの常務取締役を担う。