ラーメン屋で使える「フェンネルを使ったスパイス系出汁(ダシ)Ver.2」の作り方・レシピ
【プロが教える】「フェンネルを使ったスパイス系出汁(ダシ)」の作り方・レシピ
はじめに
ラーメンにおける出汁(ダシ)の役割は、スープやラーメン全体の旨みを底上げする隠れた脇役的存在です。天然の出汁はうま味成分だけではない天然の風味やコク、栄養素、ビタミン、ミネラルなどを合わせて抽出してくれます。これを化学調味料に頼ってしまうと、後味の嫌な苦味が出たり、舌が痺れるような味付けになったりしてしまいます。特に出汁という文化は日本人にとって何百年も続く故郷の味です。この出汁感を高めれば高めるほど中毒性が高まり、行列のできるラーメン店の味になります。近年の並ばせている流行りのラーメン店はこのように全て、スープ×出汁によって生み出されたスープを使って繁盛店となっています。この章ではフェンネルを使ったラーメン出汁の作り方を解説していきます。
■ベース:清湯系鶏スープ+野菜
■使い方:醤油・塩・味噌
材料
- 清湯系鶏スープ…1リットル
- 玉ねぎ(粗みじん切り)…300g
- じゃがいも(粗みじん切り)…80g
- ブルーチーズ…80g
- フェンネル…3株
- 生クリーム…200ml
- バター…25g
【完成量】
- 1.5リットル
作り方
- バターで玉ねぎ、じゃがいもを弱火で炒める。
- フェンネルを加え、鶏清湯を入れて20分炊く。
- ミキサーにかけ、その後、生クリームとブルーチーズを加えて混ぜる。
ポイント!
ブルーチーズは青かびのついた辛めのチーズである。その辛さと玉ねぎの甘さ、とろみがバランスをとっているスープである。
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