「にんにくしょうゆ」レシピ〜便利調味料の作り方(松本忠子レシピ)〜
にんにくをそのまましょうゆに漬け込む方法は簡単ですが、においもきつく、1年経つと漬けたにんにくがフカフカになってペーストにするしかないようなでき上がりになってしまいます。
そこで考えついたのが酢による下漬け。
こうすると漬け込んだにんにくがカリカリに仕上り、いただくのも楽しみな漬物になります。
というわけで、わが家のにんにくしょうゆは煮物、炒め物、焼き物などに調味料として使うほか、漬けたにんにくを薬味としていろいろな料理に活用しています。
新にんにくの出回る6~7月には、ぜひお作りになってみてください。
材料 (作りやすい分量)
- 新にんにく…1袋(1㎏)
- 酢…4と1/2カップ
- しょうゆ…9カップ
- 酒…1カップ
- みりん…1カップ
- 砂糖…1カップ
作り方
- にんにくは皮をむき、1かけずつ薄皮もむいて保存瓶に入れ、酢を注いで1週間ほど下漬けをする。この酢は捨てる。
- 1をざるに広げて、3~4日陰干しをする。このときにんにくのにおいがかなり漂うので、近隣に迷惑がかからないように気を付ける。
- 鍋にしょうゆ、酒、みりんと砂糖を入れて一煮立ちさせ、冷ましておく。
- 保存瓶に2のにんにくを入れ、3を注いでふたをし、常温で半年(理想的には1年)漬け込む。
●作るポイント
にんにくは芽の出た古いものは避け、必ず新物を使います。酢に漬けたとき、たまに青くなりますが、これは毒ではないのでそのまま使っても大丈夫です。手間をかけるのですから、にんにくは良質のものを選んでください。私は青森産の六片にんにくを使っています。
●保存について
風通しのいい冷暗所に保存します。漬け込んでから5年間くらいは保存でき、カリカリの食感が楽しめます。
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注意事項
※著者「松本忠子」の『これは便利調味料 だしいらずのおかず30選』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。
参考文献
■作品名:『これは便利調味料 だしいらずのおかず30選』
■著者:松本忠子
■出版社:文化出版社