タイ(カオソーイ)の作り方
【プロ直伝】カオソーイの基本の作り方・レシピ
アジア各国にそれぞれのスープがあり、スープ料理がある。ラーメンのように麺が入り、メインディッシュとなるものから、スープ単体を楽しむものもある。扱う食材、味付け、香り付けは千差万別である。そして何より、ラーメンとなる場合、麵や具材とスープとの相性も大切な要素になる。
基本ベース
■ベース:豚肉
■タイプ:カレー・スパイス
材料
- 水…500ml
- 酒…50ml
- ナンプラー…40ml
- 青唐辛子(小口切り)…1/2本
- ごま油…10ml
- カレー粉…8g
- 生姜(みじん切り)…10g
- 豚肉…150g
- 玉ねぎ(輪切り)…100g
- レモン…1/8カット
完成量…2人前
作り方
- 生姜とカレー粉をごま油で香りを出して、肉と玉ねぎを加える。
- 水、酒、青唐辛子を加えて沸いたら、弱火で5分炊く。ナンプラーを加える。
コツ・ポイント
カオソーイとは、タイ北部やラオスにある麺料理である。発祥はタイではなく中国・雲南省ともいわれている。19世紀の半ばに「パンゼーの乱」から逃れるために越境してきた中国のムスリムがタイやラオスに伝えたと言われる。2つのタイプがあり、ラオスでは幅広のライスヌードルが入り、大豆の発酵食品と豚肉や唐辛子などにんにく、トマト、エシャロットの炒めもの、豚皮や豆苗やねぎをのせる。タイのものは、カレーにココナッツミルクなどを加えたものである。上に揚げた麺をトッピングするのが特長。唐辛子やエビのペーストに、酢漬けのキャベツや肉をのせる。
推奨の組み合わせ
■麺:ライスヌードル
■タレ:醤油(ナンプラー)
■香味油:なし
■トッピング:揚げた麺、唐辛子、芥子菜、赤玉ねぎ、ライムなど