ラーメン屋で使えるきゅうり出汁(ダシ)の作り方・レシピ
【プロが教える】「きゅうり出汁(ダシ)」の作り方・レシピ
はじめに
ラーメンにおける出汁(ダシ)の役割は、スープやラーメン全体の旨みを底上げする隠れた脇役的存在です。天然の出汁はうま味成分だけではない天然の⾵味やコク、栄養素、ビタミン、ミネラルなどを合わせて抽出してくれます。これを化学調味料に頼ってしまうと、後味の嫌な苦味が出たり、⾆が痺れるような味付けになったりしてしまいます。
特に出汁という⽂化は⽇本⼈にとって何百年も続く故郷の味です。この出汁感を⾼めれば⾼めるほど中毒性が⾼まり、⾏列のできるラーメン店の味になります。
近年の並ばせてる流⾏りのラーメン店はこのように全て、「スープ×和出汁」によって⽣み出されたスープを使って繁盛店となっています。
この章では、出汁のベースとなるきゅうりを使った、⼀番出汁でのラーメン出汁の作り⽅を解説していきます。
■ベース:野菜
■使い方:冷やしラーメン
材料
- きゅうり…800g
- フロマージュブラン…250ml
- レモン汁…20ml
- EXオリーブ油…50ml
- 白バルサミコ酢…5g
- バジルピュレ…50g
- バジルピュレ
- バジル…100g
- オリーブ油…100ml
- 塩…2g
【完成量】
- 1.2リットル
作り方
- バジルピュレを作る。茎を除いたバジルを熱したオリーブ油に入れて香りを出す。塩を加えてミキサーにかける。
- きゅうりの種の部分をとりのぞき、ざく切りにする。
- バジルピュレ50gと他の材料をミキサーにかけて、漉す。
ポイント!
きゅうりは、インド北部、ヒマラヤ山麗原産であり、古くは紀元前4000年頃メソポタミアで食用とされ、世界中に伝播していった。日本でも平安時代には栽培されていたが、本格的に食用とされるようになったのは昭和初期と言われる。品種も多く、生食できることや、1回の栽培でも多く摂取できたりと重用されている野菜の1つである。
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