タイ(パッタイ)の作り方
【プロ直伝】パッタイの基本の作り方・レシピ
アジア各国にそれぞれのスープがあり、スープ料理がある。ラーメンのように麺が入り、メインディッシュとなるものから、スープ単体を楽しむものもある。扱う食材、味付け、香り付けは千差万別である。そして何より、ラーメンとなる場合、麵や具材とスープとの相性も大切な要素になる。
基本ベース
■ベース:ナンプラー
■タイプ:まぜそば
材料
- 麺…2人前
- 干し海老…20g
- ナンプラー…30ml
- 酒…30ml
- ごま油…15ml
- にら…50g
- 生卵…2個
- サラダ油…20ml
完成量…2人前
作り方
- 干しエビは30分ぬるま湯で戻す。全てをみじん切りにする。
- 干し海老を油で炒めて、同時に海老脂も作製する。溶き卵を流して半熟になったら、取り出す。
- 野菜と海老の戻し汁と麺を加えて炒める。麺の上に卵のオムレツをのせて食べる。
コツ・ポイント
クイッティオというタイの米麺を炒めた麺料理である。アユタヤ王朝(1351年ー1767年)時代には中国から持ち込まれていた炒麺料理が1930年代になって確立されたと言われる。この時代は戦争の為米不足となり、米の消費量を抑えるために、米を粒食から粉食として奨励したのだ。またタイは中国からの影響力を抑えて、愛国心ある国にしていく政策を取り、1945年にはパッタイをタイの国民食として認定した。中国から伝来の麺料理は日本式ラーメンへの昇華とは異なる方向で、大きな影響を与えている。
推奨の組み合わせ
■麺:米麺
■タレ:なし
■香味油:なし
■トッピング:豚肉スライス、もやし、エビ、ピーナッツ、レモングラスなど