中央アジア(ラグマン)の作り方②
【プロ直伝】ラグマンの基本の作り方・レシピ
アジア各国にそれぞれのスープがあり、スープ料理がある。ラーメンのように麺が入り、メインディッシュとなるものから、スープ単体を楽しむものもある。扱う食材、味付け、香り付けは千差万別である。そして何より、ラーメンとなる場合、麵や具材とスープとの相性も大切な要素になる。
基本ベース
■ベース:塩
■タイプ:まぜそば
材料
- 水…800ml
- 子羊…500g
- 赤ピーマン…200g
- 玉ねぎ…200g
- 人参…200g
- セロリ…50g
- にんにく…20g
- 唐辛子…好みで
- トマト…100~200g
- 塩…好みで
- 胡椒…好みで
- ディルやコリアンダー…好みで
完成量…4人前
作り方
- 水と肉を炊き、出てくる灰汁を取り、野菜を入れていく。
- トマトの量は好みの酸味を考慮する。塩、胡椒で調味する。
- 火を止めてから最後にディルやコリアンダーなどの香草を入れても良い。
コツ・ポイント
中央アジア全域で食べられる手延べ麺であり、ラーメンの原型ともいわれる。中国新疆ウイグル自治区、キルギス、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンなどで食べられている。通常は牛スープにトマトペーストを加えたもので煮た羊肉や野菜などを具材にして、混ぜながら食べる。いわゆる拌麺(ばんめん)の方式であるが、汁あり、汁なしと両方ある。ラグマンの麺は、小麦粉に塩水を加えて練り、寝かせては練り、粘りが出た状態で両手で引き延ばして作る。ゆであがってから、水でしめて腰を出す。一般的に中力粉500g、水200ml、生卵1個、塩5g、サラダ油適量。
推奨の組み合わせ
■麺:手延べ麺
■タレ:なし
■香味油:なし
■トッピング:羊肉や牛肉、赤ピーマン、玉ねぎ、人参、セロリなど