【有名ラーメン店再現】「高宮しんすい園」中華そばの作り方・レシピ

ご当地ラーメンエリア:香川県坂出

※画像はイメージです。

香川県坂出市を代表する「高宮しんすい園」の中華そばを再現したレシピの紹介です。
「高宮しんすい園」の中華そばは、お茶のプロが作るという一風変わったラーメンで、昆布や鰹節を使った魚介スープをベースに醤油ダレで作られる昔ながらの中華そばです。
特に高宮しんすい園の特徴は、ラーメンに千切りキャベツのトッピピングが載っていることです。これによりラーメンにより甘味が増し、非常にレベルの高い中華そばとして完成されています。
「高宮しんすい園」の中華そばの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

基本ベース

■スープベース:魚介スープ
かえしタイプ:醤油ダレ
■出汁タイプ 【業務用スープ】鶏清湯スープ出汁

材料

手仕込みスープの場合(17時間〜)

【ベーススープ(完成量5ℓ)】

・水…5ℓ
・鰹節(かつおぶし)…50g
・昆布(こんぶ)…20g
・ラード…300g

【高宮しんすい園風スープ(1人前)】
・ベーススープ・・・250ml
鶏清湯スープ出汁・・・50ml
・醤油ダレ・・・50ml
・チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)・・・30g
・ねぎ・・・適量
・極細千切りキャベツ・・・適量

手仕込みスープの場合(10分〜)

【スープ(完成量1人前)】

  • 鶏清湯スープ出汁・・・300ml
  • 醤油ダレ・・・50ml
  • チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)・・・30g
  • ねぎ・・・適量
  • 極細千切りキャベツ・・・適量

手仕込みスープの作り方(17時間~) 

  1. 水、鰹節、昆布を10時間ほど浸けてから、ラードを加えて弱火で4〜6時間かけて炊きあげたらベーススープの完成。
  2. ベーススープに、鶏清湯スープ出汁を合わせ、醤油ダレで味を付けたらスープの完成。
  3. 最後に麺とトッピングを重ねたら完成。

コツ・ポイント

「高宮しんすい園」は、魚介スープをベースとした中華そばです。シンプルな中華そばはスープの出汁で全ての味が決まるラーメンです。
そのため、魚介スープの味に鶏清湯スープ出汁」のだしを足して、鶏の旨みを加え深いコクを作り出します。魚介だけでは出せない動物性の出汁を入れることで非常に奥深い味わいのラーメンが完成します。

簡単スープの作り方(60分〜)

  1. 鶏清湯スープ出汁を中火で溶かす。
  2. 溶かした1のスープに、醤油ダレで味を付ける。
  3. 最後に麺とトッピングを重ねたら完成。

今回使ったスープ出汁

「高宮しんすい園風」再現タレ

歴史・成り立ち

「高宮しんすい園」は、日本茶の老舗のお茶屋さんで、この店にラーメンがある。
創業1887年とあるが、中華そばのメニュー化は50年レシピを変えていないと言われることから、逆算して1970年代頃にはメニューに載っていたのだろうか。餅やかき氷、ソフトクリーム、蕎麦などとともにラーメンがメニューにあり、その中でラーメンが一番人気とも言われる。隠れたソウルフードである。

推奨の組み合わせ

■麺:中細麺

■タレ:濃口醤油と薄口醤油

■香味油:ラード

■トッピング:チャーシュー(叉焼・焼豚・煮豚)、メンマ、キャベツ、ねぎ

店舗情報

  • 店名:しんすい園
  • 住所:香川県坂出市元町2-10-17
  • 営業:9:30~18:00
  • 定休:火曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「高宮しんすい園」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「高宮しんすい園」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献

■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版