ラーメン屋で使えるアーティチョーク出汁(ダシ)の作り方・レシピ
【プロが教える】「アーティチョーク出汁(ダシ)」の作り方・レシピ
はじめに
ラーメンにおける出汁(ダシ)の役割は、スープやラーメン全体の旨みを底上げする隠れた脇役的存在です。天然の出汁はうま味成分だけではない天然の⾵味やコク、栄養素、ビタミン、ミネラルなどを合わせて抽出してくれます。これを化学調味料に頼ってしまうと、後味の嫌な苦味が出たり、⾆が痺れるような味付けになったりしてしまいます。
特に出汁という⽂化は⽇本⼈にとって何百年も続く故郷の味です。この出汁感を⾼めれば⾼めるほど中毒性が⾼まり、⾏列のできるラーメン店の味になります。
近年の並ばせてる流⾏りのラーメン店はこのように全て、「スープ×和出汁」によって⽣み出されたスープを使って繁盛店となっています。
この章では、出汁のベースとなるアーティチョークを使った、⼀番出汁でのラーメン出汁の作り⽅を解説していきます。
■ベース:鶏+野菜
■使い方:醤油・塩
材料
- 鶏清湯…500ml
- アーティチョーク…400g
- 玉ねぎ(粗みじん切り)…100g
- にんにく(粗みじん切り)…2片
- クミン…5g
- オリーブ油…20ml
【完成量】
- 700ml
作り方
- 玉ねぎとにんにくをオリーブ油で弱火で炒める。
- アーティチョークとクミンと清湯系を加えて、10分炊く。ミキサーにかける。
ポイント!
アーティチョークは地中海原産の若いつぼみを食用とする多年草である。食用部分は少なく、ゆでたり、蒸したりと料理する。でんぷん質もあり、触感は芋にもにていることから、少し粘性のあるスープとなる。
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