出汁ベースで作る「塩ダレ」の作り方⑨
【プロ直伝】出汁ベースで作る塩ダレの基本の作り方・レシピ⑨
塩を使って味の軸を作るタレが塩ダレです。出汁やスープに塩で調味したものが主であり、また塩ダレも熟成させた方が塩の角がとれまろやかになっていきます。醤油や味噌よりもダイレクトにスープの味が伝わるので、副材の風味を活かしたラーメンに仕上がります。また、塩ダレは海産物と合わせることが多いのも特長ですね。
塩タレには大きく分けて以下の4つの作り方が存在します。
- 出汁を作り、塩を溶かし込んでいく。
- 水に塩を溶かし込んでいく。
- 塩のみで味付けをする。
- その他。
以上の基本4項目に、出汁を使った作り方、乾物を加えて作る作り方、スープを加えて作る作り方など、54個の塩ダレレシピを解説していきます。
この章では出汁ベースの塩ダレの作り方を解説します。
材料
出汁
- 水…200ml
- 干し椎茸…10g
- 干し貝柱…10g
- 味醂…100ml
- 白醤油…50ml
- ザラメ糖…25g
- 塩…25g
- 粉鰹…25g
完成量…350ml
作り方
- 出汁の材料を12時間以上、水出しして、火にかける。
- 味醂、白醤油、ザラメ糖、塩を加えて火を入れる。
- 沸騰直前に粉鰹を入れて、沸騰したら止める。1時間置く。
コツ・ポイント
甘しょっぱい塩ダレである。