【用語集(200)】「とうもろこし」とは
ラーメン業界でよく使われる言葉の用語集をまとめています。
ラーメンの基本知識の1つとしてご利用ください。
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ラーメンに使う「とうもろこし」とは
味噌ラーメンにのることが多いが、どのようなラーメンにも合う。きっと北海道で多く収穫されるからであろう歴史をたどると、BC2000年頃から始まるメソアメリカ文明の時代の原住民の食事は、とうもろこし、チリ、カボチャ、いんげん豆という4種類の基本作物から食事が構成されていた。
基礎的なエネルギーを取るためのとうもろこしは、BC3000年頃には栽培されていて、石臼もあったとされる。チリとカボチャからはビタミン、いんげん豆はプロテインの補給であった。
「生命の理由」という語源を持つマイス(とうもろこしのメキシコ語)は食材として重位置を占めていることから、聖なる植物として扱われ、食物の王様的な地位を持っていた。神話にも歴史にも多く挿話が出てくる。
寒冷地、温暖地、乾燥地、湿地などあらゆる地域でも結実するたくましい植物であり、1粒のとうもろこしから300〜1000粒のとうもろこしを収穫できる圧倒的な収穫率。そして結実に必要な時間が少ない点。
保存が簡単で、長期保存にも耐えられる点と他の穀物よりも優れている点が多い。さらに葉はお茶に、穂は燃料にしたりもした。当時、すでに煮る、焼く、蒸すという調理方法が確立されていた。モルカテへという石臼ですり潰してマサという粉にしてからの料理もあれば、そのまま食べたり、実だけを取り出して料理したり、ポップコーンになるまで炒ったり、飲料にもなるわけで調理方法も様々である。
麺のようなものを作っていたという噂もあるし、そのような実験をしていただろうというロマンを感じるとることもできる。
さいごに
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