「数の子べっこう漬け」レシピ〜おせち料理の作り方(松本忠子レシピ)〜
年初めのおせち料理は、一年に一度の出会いの味。新しい年がより歳になるようにと心を込めて作ればこそ、家族はもとより、歳神様にも喜んでもらえるのだと思います。床飾りの掛け軸の富士山、おせちを収める蒔絵の重箱など、晴れの道具で新年を飾りつける。そんなめでたい日にこそ作りたいおせち料理のレシピを、松本忠子先生のレシピとして掲載していきます。
材料
- 塩数の子…300グラム(米のとぎ汁適宜)
つけ汁
- 濃めのだし汁…3カップ
- しょうゆ、みりん、酒…各1/2カップ
- 砂糖…小さじ1
- 削りがつお…少々
作り方
①塩数の子は、米のとぎ汁に4~5時間つけてから、まわりの薄皮をていねいに取り除く。
②①をたっぷりの水につけ、時々水を替えながら、6~8時間ぐらいおいて塩抜きをする。少し塩気が残る程度に。
③つけ汁の材料を合わせて煮立て、冷ましておく。
④②をざるにあげて水気をよくきり、③の1/2量に一晩つける。
⑤④をつけ汁ごとざるにあけ、残りの③に新たにつけて味をさらにのせる。盛りつけるとき一口大に手でちぎり、削りがつおをのせる。
●塩抜きした数の子に削りがつおをかけて、しょうゆをちらりとかけ回して供することもある。
業務用天然スープ一覧
他のおせち料理のレシピはこちら
他の人はこのスープレシピも見ています
注意事項
※著者「松本忠子」の『おせちと年末年始のおもてなし』より記載したレシピになります。
※著作権者本人様より掲載の許可をいただいております。
参考文献
■作品名:『おせちと年末年始のおもてなし』
■著者:松本忠子
■出版社:文化出版社