【完全再現】「8番らーめん」をプロの味で再現したレシピ

「8番らーめん」を再現した作り方
はじめに
石川県加賀市を代表する「8番らーめん」の野菜ラーメンを再現したレシピの紹介です。
「8番らーめん」の野菜ラーメンは、スープは白湯ベースでさっぱりとしておりどこかほっとする味わいに、そこにキャベツ・人参・玉ねぎ・もやしなどの野菜の甘味・旨味がたっぷり入ったとてもまろやかで優しい味わい。中でもキャベツの美味しさには箸が止まりません。8番ラーメンにもっとも合うキャベツを具材として入れているので、美味しさは間違いなし!
「8番らーめん」の野菜ラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。
「8番らーめん」の作り方
8番らーめんの材料
スープ材料
・水…10ℓ
・豚ゲンコツ…1kg
・【業務用】豚清湯スープ(CP-BC6)…2kg
・にんにく…2個
・玉ねぎ…1個
・人参…1本
・出汁昆布…30g
・干し椎茸…10g
一人前材料
・スープ…300ml
・豚挽き肉…10g
・キャベツ…10g
・玉ねぎ…10g
・もやし…20g
・にんにく…1g
・生姜…1g
・ラード10ml
・ごま油…10ml
8番らーめんの作り方
- 沸騰したお湯に、豚ゲンコツを血抜きのために2-3分茹で上げ、すぐに取り出し流水で洗い流す。
- 脱血された豚ゲンコツを寸胴に入れて強火で2時間炊き上げる。
- 途中出てくる灰汁は丁寧に取り除くことで、変な匂いや雑味を抑えることができる。
- 野菜類を入れ、中火で2時間炊き上げる。
- 骨を崩しながら炊き上げ、途中蒸発してスープが減った場合は、その分を加水して初期量に戻す。
- 骨も十分に崩れたら、味のベースとなる【業務用】豚清湯スープ(CP-BC6)を冷凍のまま入れ弱火で溶かす。
- 冷凍スープが解け、十分に味が馴染んだら完成。
- ラード、ごま油を熱して、豚挽き肉、にんにく、生姜を香りを付けながら炒める。
- 新鮮な野菜を加え、強い火力で、可能な限り短時間で加熱調理する。
- 丼に、スープ、かえし、麺を入れて、炒めた野菜を乗せたら完成。
「8番らーめん」の簡易再現レシピ

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材料(1杯分)
- 【業務用】豚清湯スープ(CP-BC6)…100cc
- 水…200㏄
- 【業務用】「8番らーめん」再現かえし…35g
- 太ちぢれ麺…1玉
- 野菜の盛り付け…適量
作り方
- 【業務用】豚清湯スープを溶かす。
- 豚清湯スープを水で希釈する。
- ラード、ごま油を熱して、豚挽き肉、にんにく、生姜を香りを付けながら炒める。
- 新鮮な野菜を加え、強い火力で、可能な限り短時間で加熱調理する。
- 温めた丼に、かえしと合わせたスープを注ぐ。
- 麺と4で炒めた野菜を入れたら完成。
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歴史・成り立ち
1967年に石川県加賀市の国道8号線沿いにて創業されたのが、店主後藤長司さんによる「8番らーめん」である。時のインスタントラーメンブームがあり、ラーメン専門店がこのエリア3都市で1軒しかないことに商機の直感があり、創業した。相談をした地元の名士より、「野菜サラダをトッピングしたラーメンが良い。付加価値のついたラーメンにしなさい」と言われ、そしてその方に青森のラーメン屋を紹介されて、レシピの教えを請うて味作りをしたと言われる。ラーメン店を開業するも苦情が多く、開業して15日で一時閉店。しょっぱい、油っぽいなどの苦情を改善して再開してから一気に繁盛店となる。
当時はラーメン一杯100円で販売したが、市場のラーメンの相場は70円ほどだった。今では安価なラーメンとなっているが、当時は高いラーメンであり、それでも人気であったということである。そして炒めた野菜をたっぷりのせたこのラーメンは25席で1日1300食が売り切れるほどの大人気であった。すると、暖簾分けの依頼が多く来たので、創業の年である1967年に一気にフランチャイズにまでのりだした。たまたまアメリカのマクドナルドのフランチャイズの記事を見たことがきっかけと言われる。石川県民のソウルフードとも言える「8番らーめん」のキャッチコピーは「健康あとおし」「なんでやろ8番」。ナルトの代わりに「8番らーめん」の象徴でもある数字の「8」印のかまぼこ「ハチカマ」がのる。
2019年時点で、日本で121店舗(その内、北陸3県で112店舗)海外で134店舗(その内、タイで129店舗)の一大ラーメンチェーンだ。※2022年12月現在では日本で115店舗(内、北陸3県で106店舗)、海外では154店舗まで拡大した(その内、タイ150店舗)、ちなみに「8番らーめん」のタイ出店は、繊維会社タイナム・シン社による熱烈な要請からであった。物価の低さなどから再三断るが、それでも出店をしてほしいとのことで、以下のような基本条件のもとに契約するに至ったと言われる。1.日本の「8番らーめん」の味をそのまま展開すること。2.名称は「8番らーめん」の名前をそのまま利用すること。3.ターゲットはタイ人であり、バンコクの日本のビジネスマンではないということ。4.麺と餃子を現地製造し、スーパーや業務用にも販売する、という点であると言われる。
店舗情報
- 店名:8番らーめん 金沢駅店
- 住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街あんと 1F
- 営業:11:00~22:00(L.O.21:30)
- 定休:無休
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
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注意事項
※「8番らーめん」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。
※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「8番らーめん」様のレシピとは異なる場合がございます。
参考文献
■作品名:『ラーメン大全』
■著者:西尾了一
■出版社:株式会社旭屋出版
