「入善ブラウン」を再現した作り方

はじめに

富山県下新川郡を代表する「富山ご当地グルメ」の入善ブラウンラーメンを再現したレシピの紹介です。
入善ブラウンは、麺に海洋深層水を使用した中太麺と、入善産の秘伝の味噌に海老エキスが入った濃厚スープが特徴です。基本ベースはこの２点で、具材などは各店舗によって様々です。
同県「らくち～の」という日帰り入浴施設で頂ける入善ブラウンはなんと石焼ラーメンスタイルです。
石焼のアツアツ器にスープ・麺・チャーシュー・もやし・ネギなどが入っており、とにかくいい匂いで食欲がそそられます。スープは入善ブラウンの香ばしい海老味噌の味・香りが口いっぱいに広がり大変贅沢な味わいです。少しピリ辛なのでそれもアクセントになって大変美味しい一杯です。
「富山ご当地グルメ」の入善ブラウンラーメンの味を簡単に再現できるよう業務用ラーメンスープを使った再現レシピです。

「入善ブラウン」の作り方

入善ブラウンの材料

・水…2ℓ
・鶏ガラ…1kg
・【業務用】鶏清湯スープ（CP-TC4）…2kg
・エビのエキス・・・200g

入善ブラウンの作り方　

1. 沸騰したお湯に、鶏ガラを血抜きのために２－３分茹で上げ、すぐに取り出し流水で洗い流す。
2. 脱血された鶏ガラを寸胴に入れて弱火で２時間炊き上げる。
3. 途中出てくる灰汁は丁寧に取り除くことで、変な匂いや雑味を抑えることができる。
4. 海老の殻を入れ、弱火で2時間炊き上げる。
5. 骨を崩しながら炊き上げ、途中蒸発してスープが減った場合は、その分を加水して初期量に戻す。
6. 骨も十分に崩れたら、味のベースとなる【業務用】鶏清湯スープ（CP-TC4）を冷凍のまま入れ弱火で溶かす。
7. 冷凍スープが解け、十分に味が馴染んだら完成。

歴史・成り立ち

2010年に入善町の有志が町おこしのために考案したラーメンである。富山の米、大豆と黒部川の名水、海洋深層水から取り出した塩を使ったブラウン味噌に、エビエキスを使った濃厚なラーメンスープ。ラーメンの麺は富山湾の海洋深層水を使って製麺をしたもの。上記が基本的なこだわりであり、その他トッピングなどは各ラーメン店に委ねられている。現在､唐辛子を練り込んだ「入善レッドラーメン」もある。また小矢部市では白い豚骨（とんこつ）スープを使用し、肉味噌を使用した「おやベホワイトラーメン｣、高岡市ではほうれん草をすり潰し、柚子胡椒で和えたチャーシュー（叉焼・焼豚・煮豚）を入れた「高岡グリーンラーメン」を開発しており、富山はカラーラーメンにて町おこしをしている。

店舗情報

• 店名：らくち～の
• 住所：富山県下新川郡朝日町舟川新35
• 営業：10:00～23:00
• 定休：第2木曜

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

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注意事項

※「入善ブラウン」様をオマージュし、西尾了一氏が創作。

※当レシピはあくまで参考文献です。近い味を目指したものであり、本物の「入善ブラウン」様のレシピとは異なる場合がございます。

参考文献