ペットにも安心!犬に与えるボーンブロスの方法 

“愛犬の健康寿命”を伸ばす食習慣をボーンブロスで 

「ペットは家族」という意識が浸透した今、ヒト同様に “予防栄養” を考える飼い主が増えています。そんな中で注目を集めているのが ボーンブロス。 
ボーンブロスとは鶏・豚・牛などの骨を長時間煮込んで作る伝統的スープのことで、この骨出汁スープは、関節ケア・腸活・水分補給など、犬のライフステージ全般をサポートする万能サポートフードとして、獣医師や海外メディアでも紹介されています。

ボーンブロスとは?犬目線で見る“4 大メリット” 

栄養素 主な機能(犬) 
コラーゲン/ゼラチン 関節軟骨の保護、被毛・皮膚のハリ、腸粘膜コート 
グルコサミン・コンドロイチン 関節の潤滑&炎症緩和、シニア犬の可動域改善 
アミノ酸(グリシン・プロリン等) 筋肉修復、解毒、胃腸のバリア強化、ストレス緩和 
ミネラル(Ca・Mg・P など) 骨格形成、神経伝達、心拍リズム安定 

安全性
ボーンブロスは「煮出すことで骨が柔らかく崩れる=鋭利な破片が残らない」ため、加熱済みの骨を誤食する危険と区別して考えられます。

関節ケア(シニア犬・大型犬に朗報)

犬の関節の病気でもっとも多いのは関節症です。これは関節の軟骨がすり減り、痛みや炎症を引き起こす病気です。この病気は、高齢の犬(小型犬では7歳ごろ、大型犬では5歳ごろから高齢と呼ばれる。犬の品種や個体差あり)によく見られますが、若年層でも発症することがあり非常に注意が必要です。関節の病気になると、歩行時の痛みのせいで足を引きずったり、階段の上り下りを嫌がったりします。その他にも、起き上がるのを嫌がったり、散歩に行きたがらなくなり、関節を舐めたり関節の腫れが生じたりとさまざまな変化が見られます。関節症の治療ではまず体重管理が重要だとされており、肥満は関節に大きな負担をかけるため適切な体重を維持することが重要です。そして、薬物療法や外科手術などを施し症状を改善させていく必要が出てきますので、犬にとっても飼い主にとっても大きな負担に。なので、このような病気を発症させないように常日頃から関節のケアが大切になってきます。ボーンブロスに含まれているグルコサミンとコンドロイチンは、動物病院でも処方される関節サプリの主成分。毎日少量ずつ摂ることで 軟骨の弾力維持&炎症マーカーの低減 が報告されています。

食欲&水分摂取を自然にアップ 

鶏や牛などの骨を長時間煮込んだ香り高いだし汁は、うま味成分が豊富に含まれており、この独特の風味と香りは 嗅覚優位の犬の食欲スイッチ を刺激し、食事への関心を高める効果があると考えられています。ドライフードに回しかければ、水分量が 10〜15 % 増え、腎臓にも優しいバランスのいい食事が作ることができます。

またボーンブロスは消化吸収がいいため高齢の犬や食欲が落ちている犬にもおすすめです。食欲不振が見られる犬は、食事と一緒に水分を取るのを嫌がる傾向があり、水分不足が課題となります。しかし、ボーンブロスを混ぜたエサを摂取することで水分補給にも役立ち、脱水症状を防ぐことができます。また栄養価が高いスープなので、食欲不振の犬にとって、コラーゲン・アミノ酸・ミネラルなどの犬の健康に必要な栄養素を摂取することにより、ボーンブロスは栄養補給源としても非常に優秀です。 

腸活サポートで便通スムーズ

ボーンブロスには、コラーゲン・グリシン・プロリン・グルタミンといったアミノ酸が豊富に含まれています。特に、ゼラチンとアミノ酸は腸壁を修復しながらコーティングし、炎症を抑える効果が期待されています。また、ボーンブロスに含まれているゼラチンは、腸内の粘膜を「接着」するように働き、腸壁の漏れを防ぐ効果も期待されています。腸内環境が改善されれば善玉菌が定着しやすい環境が整い、消化を助けることで便通もスムーズに。よく下痢を起こしてしまう消化器系が敏感な犬も、ボーンブロスを摂取することで問題が改善される可能性があります。その他にも、術後の回復食としても推奨されております。

低カロリー&高満足感 

ボーンブロスは犬の肥満対策として役立つ可能性があります。(※過剰摂取には注意)低カロリーで高たんぱくなボーンブロスには、コラーゲンやミネラルが豊富で、特に脂肪を燃焼させるカルニチンも含まれていることが分かっています。そのためダイエット中の犬に適していると考えられています。1 杯(約 60 ml)の自家製ボーンブロスは 10 kcal 前後。肥満気味の犬でも “おやつ感覚” で与えやすく、犬が好みやすい風味なためダイエット中のストレス軽減にも一役買います。また、筋肉の維持に必要なたんぱく質、関節の健康維持に必要なコラーゲンなどトータルで犬の健康維持に効果があると期待されています。因みに肥満気味の犬とは、適正体重を15~20%以上超えている場合や、身体を触ったときに肋骨を感じることが出来ない場合、ウエストのくびれがない、お腹が垂れ下がっているなどの場合に肥満と判断されます。肥満気味の犬は、糖尿病や高脂血症、関節疾患、呼吸器疾患、肝臓疾患などさまざまな病気のリスクが高まりますので、飼い主としては愛犬を肥満にはしたくありません。そんな肥満の原因としては、エサやおやつの与え過ぎや高カロリーのエサを与えている場合や、摂取カロリーに対し運動が足りず消化することができず脂肪として蓄積されてしまう場合や、甲状腺機能低下症などのホルモン異常などの病気の場合などが挙げられます。私たち飼い主がきちんと健康管理を行うことで、愛犬が長く元気に過ごすことが出来ますので、ぜひボーンブロスをライフスタイルに取り入れて健康な毎日をおくりましょう! 

与える際の3大注意点 

1、無塩・無調味が鉄則
犬に有害な食材:玉ねぎ・にんにく・ネギ類・過剰な塩分・チョコレート・アボカド・キシリトールは厳禁。これらの食材は犬の健康に深刻な影響を与える可能性がありますので充分注意してください。また、市販品を選ぶなら「犬用表示」または 原材料4〜5品以内 の無添加タイプを選択し、必ず加熱調理されたものを選んでください。 

2、骨と脂の下処理 
・下茹で で血・臭み脂を除去 
・冷蔵で完全に冷やし、浮いた白い脂を取り除く(膵炎・肥満予防

※骨の破片がスープに残っていないか十分に注意が必要。犬が誤って骨を飲み込むと、窒息や消化器官系のケガに繋がる原因となる可能性があります 

3、アレルギー・基礎疾患に配慮 
犬によっては、ボーンブロスに含まれる特定の成分にアレルギー反応を示す場合がありますので初回はティースプーン 1 杯から試して、様子を見るようにしましょう。嘔吐・下痢・皮膚のかゆみが出たら獣医師に相談を。また、ボーンブロスは非常に栄養価の高い出汁スープなので、過剰摂取には気をつけましょう。過剰に摂取すると健康被害を引き起こす可能性が出てきます。(例えば、カルシウムの過剰摂取は食欲不振やおう吐、便秘などの消化器官系の不調を引き起こす可能性があります) 

※子犬や高齢の犬、持病のある犬に与える際は、獣医師に相談してから与えるようにしてください 

犬用ボーンブロス〈基本レシピ〉

所要時間:加圧 40 分+自然放置、合計 2 時間弱 
失敗しにくい圧力鍋版 

材料(出来上がり約 1.6 ℓ) 
鶏ガラまたは手羽元 … 500 g 
水 … 2 ℓ 
りんご酢 … 小さじ 1 

1、骨を 5 分ほど下茹で→流水で洗い血抜き。
2、圧力鍋に水・骨・酢を入れ中火。ピンが上がったら弱火に落とし 40 分。 
3、火を止め自然減圧。ザルで濾し、粗熱を取って冷蔵。 
4、固まった脂を取り除き、冷蔵 3 日/冷凍 1 か月 以内で使いきる。 

ポイント 
酢はミネラル抽出促進&pH 安定化。量が多いと酸味が残るので小さじ 1 で十分。 

体重別・1日の目安量 

愛犬にボーンブロスを与える場合は、少量から始め、愛犬の体重や体調に合わせて量を調整してください。また、手作りのボーンブロスの場合は犬が食べても安全な食材のみを使用し、骨は必ず取り除くなど安全に配慮する必要があります。 

体重 1日上限量※ 備考 
〜5 kg 大さじ 1-2 食事に回しかけ/氷キューブ 1 個 
5-15 kg 大さじ 2-4  
15-30 kg ¼-½ カップ 運動後やシニアの水分補給に最適 
30 kg 以上 ½-1 カップ 関節サポートを目的に分割投与 

※治療食や腎臓・心臓疾患がある場合は必ず獣医師と相談。 

与え方バリエーション 

1、ドライフードのトッピング 
温めたボーンブロスを大さじ1だけ回しかけ、よく混ぜる。香り高いボーンブロスが犬の食欲を刺激し、食事を完食しやすくなります。 

2、凍らせて“ブロスアイス” 
夏場の水分補給&歯の汚れ予防に。 

3、手作りごはんのスープベース 
野菜・ささみを煮る際の水をすべてブロスに置換。 

4、投薬補助 
苦い薬を溶かし、嗜好性アップで飲み残しゼロ。 

5、ボーンブロスをそのまま単独で与える 

食欲がない犬などは、温めたボーンブロスをそのまま与えるのも手です。特に夏場の暑い時期にはボーンブロスが水分補給となり脱水症状を防ぎます 

6、おやつとして与える 
出汁の味わいや芳醇な香りがあるボーンブロスをおやつとして与えるのもいいでしょう。※少量ずつ与えてください。与え過ぎには注意が必要です 

ライフステージ別の活用術 

ステージ 期待できる効果 与え方のコツ 
子犬 胃腸の発達・関節形成 ブロス 1:水 1 で薄め、一日 2 回 
成犬 運動後の関節・筋肉ケア 食事回しかけ or アイスブロック 
シニア犬 食欲低下・関節硬化対策 温めて香り立て、少量を複数回 

よくある質問(FAQ) 

Q:市販チキンスープで代用できますか? 
A:人間用のチキンスープは犬にとって塩分量が多すぎるので不可。人間用は塩分 1 % 以上あり、玉ねぎエキス入りのものも多く、犬にとって有害な食材なため中毒の恐れがあります。必ず犬用の市販ボーンブロスか、犬にとって安全な食材・安全な調理法で手作りしたボーンブロスを与えるようにしましょう。 

Q:圧力鍋がない場合は? 
A:ボーンブロスは本来24時間以上煮込み続ける”時間のかかる料理”ですが、圧力鍋を使用すると時短に!ですが、圧力鍋がない場合は、弱火で 8~12 時間コトコト煮込めば通常のボーンブロスと同等の栄養素の抽出が可能に。電気スロークッカーならほったらかし調理で楽に仕上がります。 

Q:骨は与えてもいい? 
A:長時間煮込んだ後でも硬い部位は残るため、誤食や歯が欠けたり、消化器系のケガに繋がるリスクがあります。必ず与える前に骨が入っていないか確認をし、スープだけを給餌するようにしてください。

Q:与え過ぎると? 
A:ボーンブロスは栄養価が高いですが、与え過ぎると脂質・リンなどの過剰摂取により下痢や体重増加の危険性があります。上限量を守り、総カロリーの 10 % 以内にとどめるようにしましょう。特に子犬や高齢の犬、持病のある犬は事前に獣医師に相談し、適切な量をアドバイスしてもらってください 

“一杯のスープ”が愛犬の QOL を底上げする

関節・腸・水分補給・嗜好性 を同時にケアできる 天然サプリ
・ 与える際は 無塩・無香味・脂控えめ を徹底し、体重に応じた量を守る
・手作りなら コストは 1 杯数円、調理も圧力鍋で時短可能 

正しく取り入れれば、ボーンブロスは “愛犬の健康寿命を延ばす” 力強い味方になります。犬の寿命は一般的には10歳~15歳と言われており、私たちと一緒に生活出来るのは決して長い時間とは言えません。少しでも健康で長生きしてもらうためには、やはり飼い主の適切な健康管理が欠かせません。適切な食事、適度な運動、ストレスの少ない愛情たっぷりな環境、そして定期的な健康診断がカギとなってきます。ボーンブロスはそんな健康的な毎日をサポートする強い味方になってくれるはず!骨と水だけで仕上がった栄養たっぷりのナチュラル出汁スープは”スーパーフード”と言われ、今や多くの方から支持を集めている存在に。サプリでの健康管理もひとつですが、もっとナチュラルに身体と心に優しくサポートしてくれるボーンブロスを取り入れたライフスタイルをぜひわんちゃんとスタートさせてください。今日からキッチンでコトコト仕込み、わんこの毎日においしい安心をプラスしてあげましょう。 

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